霧島神宮を参拝しよう【全国24の神宮を巡る旅】
こんにちはMasaakiです。
神社が大好きで全国24か所の神宮を巡る旅がしたいです。
取り扱い情報
- 霧島神宮(鹿児島)

あらためまして、ご訪問ありがとうございます。
【Blog成せばなる】のMasaakiです。
ここでは日本全国に24社ある由緒ある神宮をご紹介しています。神宮を訪問するにあたって、「神宮の歴史を知って、参拝したらもっと楽しくなる」をスローガンに掲げ、参拝者のかたのお役に立ちたいと考えています。
何千年も前から、脈々と続いてきている神道の歴史を知って訪れると、見え方や、感じ方が変わってきます。神宮を訪れると自然と癒された気になります。なぜでしょうか?
それは、自然を大事にし、自然と調和をして暮らしているからだと思います。私たちの先祖は、それをずっと大切に守ってきました。そしていまもなお、それの精神を継承して守ろうとしている人たちがいます。
ぜひ、参拝の際はご自身のお願い事とともに、いまこうして参拝できる環境を作ってきたすべてのものへの感謝の念をも合わせて伝えしましょう。
霧島神宮を巡る旅のしおり
- 霧島神宮で祭られている神様
- 歴史・由来
- ご利益
- 御朱印
- 主なイベント
- 名物
- 霧島神宮付近で立ち寄りたいところ
訪れたい神宮【霧島神宮(鹿児島)】
霧島神宮は、天孫降臨の地に作られた神社です。噴火の影響で場所は移り変わりましたが、昔から、天孫降臨されたニニギのミコトをお祀りしています。あとめずらしいのが、家族7柱の神が一緒に祀られています。
ぜひ、古事記・日本書紀を持って訪れてほしい神社です。
それではご案内します。
霧島神宮で祀られている神
御主神
- 天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)
相殿神
- 木花開耶姫尊(コノハナサクヤヒメノミコト)
- 彦火火出見尊(ヒコホホデノミノミコト)(御子神)
- 豊玉姫尊(トヨタマヒメノミコト)(御子神のお后)
- 鸕鶿草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)(御孫神)
- 玉依姫尊(タマヨリヒメノミコト)(御孫神のお后)
- 神日本磐余彦尊(カムヤマトイワレヒコノミコト)(御曽孫神)
天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)
農業の神
霧島神宮以外にも、新田神社(鹿児島)射水神社(富山)などで祀られています。
古事記では、ニニギノミコトの名の由来は(天にも地にも親和的で神をたたえる美称男、稲穂がにぎにぎと豊かに実る)といわれています。天上界の高天原にいたニニギが天照大御神の命によって、地上の葦原中国(日本の国土のこと)を治めるために、宮崎県の高千穂に降り立ったことを天孫降臨といいます。
天孫降臨
天照大御神の孫が降臨したという意味です。
ニニギは天照大御神の孫だったんですね。
木花開耶姫尊(コノハナサクヤヒメノミコト)
安産の神・子育ての神
富士山を神体山とする富士山本宮浅間大社(静岡)と浅間大社に祀られています。
歴史・由来
霧島神宮の歴史は6世紀に始まっています。
もともとは、ニニギノミコトが降り立った地、高千穂峰付近に社殿はありましたが、度重なる噴火の影響で社殿が消失して移転を繰り返し、今から300年まえに現在の場所に新たに、社殿をかまえたそうです。
社殿の創建
霧島神宮は遠い神代の古えより縁りある霊峰高千穂峰に鎮座すると伝えられており、延喜式にも日向国諸県郡霧島神社と記されています。旧記によると、本宮はもと高千穂峰と御鉢「噴火口」との中間、脊門丘に奉斎されていましたが、御山の噴火のために悉く 炎上し、村上天皇の天暦年間(950年)天台宗の僧である性空上人が高千穂河原に再興奉還しました。また、文暦元年(1234年) の大噴火により、社殿、僧坊寺が災禍に遭い、田口の待世の行宮に250年間奉斎されました。その後、真言宗の僧 兼慶上人が藩主 島津忠昌公の命をうけて土御門天皇の文明16年(1484年)に社殿等を再興しておられます。そののち、別当寺 華林寺からの失火により全焼の厄に遭われたのを、第21代藩主島津吉貴公の寄進により正徳5年(1715年)に重建されたのが現在の御社殿です。約300年前の建物で、絢爛たる朱塗りの本殿、拝殿、登廊下、勅使殿、門守神社等その配置は妙を得て輪奐の美をなしています。前述のごとく当神宮は歴代の島津藩の崇敬篤く、縷々祈願奉養がなされ、神領宝物の寄進御造営など敬神の誠が捧げられました。平成元年には国の重要文化財の指定をうけています。
出典:公式サイト
ご利益
- 五穀豊穣
- 安産・子育て
- 家内安全
- 家内円滑
霧島神宮を巡ろう
鹿児島神宮の案内図

見どころ
- 大鳥居
- 巖上松
- 表参道
- 展望所
- 本殿
- 御神木
- 神楽殿
それでは、霧島神宮へ参拝にしに行きましょう。
まずは、とっても大きな大鳥居をくぐって駐車場へむかいましょう。

車を駐車したら、
駐車場にある巖上松を見て自然の力を拝みましょう。

【あらし吹く 世にも動くな 人ごころ いはほに根ざす 松のごとくに】
これは明治天皇が読まれたものです。※明治天皇御製(明治37年)
人生は残念ながら順風満帆とはいかないものです。困難や苦しい時こそ、巌の上にどっしりと根を張っている松の木のように、しっかりと信念を持って、心を動揺させてはいけません。
それでは表参道を抜けていきましょう。

参道を抜けた先には、
休憩所や神聖降臨之碑があり、その少し先に絶景の展望所があります。

晴れた日には、桜島も見えるそうです。
絶景を見た後は本殿にむかいましょう。三の鳥居の手前に手水舎がありますので心身を清めて行きましょう。
手水の作法
- 右手で柄杓を取ります。
- 水盤の水を汲み上げ、左手にかけて洗います。
- 柄杓を左手に持ち替え、水を汲み上げ右手を洗います。
- 再び柄杓を右手に持ちかえて、左手のひらに水を受けて溜めます。
- 口をすすぎます。柄杓に直接口をつけないようにしましょう。静かにすすぎ終わって、水をもう一度左手に流します。
手水の作法で心身ともに清めがおわったら、三の鳥居をくぐり本殿へ向かいましょう。

それでは、本殿にて参拝します。

拝礼の作法
- まず、神前に進み姿勢をただします。
- 背中を平らにし、腰を90度に折り、拝をします。この時の拝は2回行います。
- 胸の高さで両手を合わせ、右指先を少し下にずらします。
- 肩幅程度に両手を開き、2回打ちます。
- 指先を揃えます。最後にもう1回拝をします。
参拝がおわった後に見てもらいたいのは、通り過ぎてしまったご神木です。

樹齢800年といわれる杉の木です。
自然のパワーと長くその場所にいることができる調和の精神を感じます。
最後に、神楽殿を見に行ききましょう。

神楽とは、天岩戸に隠れられた天照大御神を出すための舞です。天照大御神が岩に隠れられたことで高天原と葦原中国は闇に覆われてしまいました。困った神々は、どうにか出てきてもらうために天岩戸のそとでお祭りをおこない、神楽を舞ってにぎやかな雰囲気をつくったといわれています。
霧島神宮は他にも数多くの見どころがあります。
ごゆっくり楽しんでください。
御朱印
【天孫降臨の地】がカッコイイ

御朱印帳
各地の御朱印ととにもっておきたい一冊です。

主なイベント【大祓式】
我が国では、古くから水無月(6月)と師走(12月)の晦日(みそか)に、半年間で知らず知らずのうちに犯した諸々の罪穢(つみけがれ)、草々(くさぐさ)の災いを人形(ひとがた)に託し、大川路(おおかわじ)に流すことによって祓い去り、清く明るい心身に立ち還るという「大祓」神事が現在まで伝えられています。茅で作った直径2メートル程の輪を、左右左と三度くぐり御神歌を唱える「茅輪神事」に続き、祓所において大祓詞を泰上、切麻と人形で罪穢を祓います。人形をお忘れなくお持ち下さい。
出典:公式サイト
そのほかの祭事情報は、こちらの公式サイトからどうぞ。
名物【鉾餅(ほこもち)】

霧島神宮の休憩所でしか買えない和菓子それが、鉾餅です。
天孫降臨の神話の中で、高千穂の峰に突き立てたとされる「天の逆鉾(あまのさかほこ)」に由来した霧島神御神饌の鉾餅にかたどった俵型のお菓子です。
たっぷりまぶしたシナモンの香味と国内産米粉と鹿児島県特産のさつまいもの粉を使った求肥で粒あんを包んだお菓子です。霧島神宮のお土産にピッタリです
霧島神宮付近で立ち寄りたいところ
霧島神宮の近くの周辺スポットを集めてみました。
参拝後の予定にどうぞ
霧島蕎麦處かわぐち 霧島神宮から約2.2㎞
- 本格、古式蕎麦がたべられるお店
- 住所:鹿児島県霧島市霧島田口2638−249
- TEL:0995-57-4321

深山霧島キッチン 霧島神宮から約3.2㎞
- ボルタリングが出来るレストランお子さん連れにピッタリ
- 住所:宮崎県都城市吉之元町5265−51
- TEL:0986-33-1127

高千穂牧場 霧島神宮から約3.8㎞
- 冬でもここのソフトクリームを食べるべし
- 住所:宮崎県都城市吉之元町5265−103
- TEL:0986-33-2102
- 公式サイトはこちら

霧島神宮へのアクセス
- 住所 鹿児島県霧島市霧島田口2608‐5
- TEL 0995-57-0001
- 参拝時間 境内の参拝自由。授与所の受付は8時~17時00分
霧島神宮をご訪問の際は公式サイトをご覧ください
公式サイトはこちらからどうぞ
お泊り
霧島は温泉が有名です。
泊まるなら、だんぜん温泉旅館がおすすめです。
まとめ
霧島神宮よかったですね。
天孫降臨の地を祀る神社として絶対に参拝しておきたい場所です。
家族7柱で祀られていることもあり、
家族の中の問題解決や、姑問題にも一役買ってくれるかもしれません。
それにしても素晴らしい神宮でした。
あと、神宮を巡るにあたって古事記を読んでおくとより神宮めぐりがたのしくなりました。古事記には、日本の逸話が記されてありすごく勉強になりました。ここで紹介したお話も「まんが古事記」から引用させてもらっています。
それでは、またのご訪問お待ちしております。
【Blog成せばなる】のMasaakiです