鵜戸神宮を参拝しよう【全国24の神宮を巡る旅】宮崎編
こんにちは【Blog成せばなる】のMasaakiです。
今回も古事記をもとに神宮の巡ってみたいと思います。
今日は鵜戸神宮をご紹介します。
鵜戸神宮はとてもファンが多いことで有名です。
その訳は、唯一無二の絶景でだとおもいます。

鵜戸神宮は、宮崎市内から車で1時間ほど走った断崖絶壁の地に建っている神社です。社殿は大きな洞窟の中に建造されてありとても神秘的な神社として多くの方に愛されています。年間の参拝者数は100万を超えており日本はもとより、世界中から参拝に訪れています。
そして訪れまずびっくりするのが、社殿が下に建造されてあることです。鵜戸神宮は、日本屈指の下り宮としても知られており日本三大下り宮にも入っております。それとあの坂本竜馬とおりょうさんが訪れた神社としてもとても有名な神社です。
鵜戸神宮の魅力
- 鵜戸神宮で祀られている神
- 歴史・由来
- ご利益
- 鵜戸神宮を巡ろう
- 御朱印・御朱印帳
- 主なイベント
- 名物お菓子
- 鵜戸神宮付近のお立ち寄り処
- 鵜戸神宮へのアクセス
- 鵜戸神宮へ行こう
鵜戸神宮で祀られている神
- 御祭神 彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)
彦波瀲武鸕鷀草葺不合尊
「ウガヤフキアエズ」は神武天皇の父親として知られている天津神です。日向三代のうちの御一人です。
日向三代とは
初代天皇である「神武天皇」の祖先の神々のことをさします。
第一代は、天孫降臨として有名な「ニニギ」、第二代は、その息子の「ホオリ(山幸彦)」第三代は、孫の「ウガヤフキアエズ」です。ウガヤフキアエズの四男の「ワカミケヌ」が後の初代天皇である神武天皇となります。
ウガヤフキアエズと不思議なお名前ですが、
これは生まれたときの様子がそのまま付けられています。
名前の由来
- 波瀲武 : 波打ち際に建てる
- 鸕鷀草葺 : 鵜の茅葺きの
- 不合 : 出来上がる前
母のトヨタマヒメは臨月を迎え海から地上に上がってきました。山幸彦は高天原からきた天津神。そのご子息を海で生むことはできないと上がってきました。山幸彦はさっそく産屋を建てることにしました。波打ち際で産屋を作っていましたが、鵜の羽で屋根を葺いていた途中にうまれそうになります。そこで、うまれたので「ひこなぎさたけうがやふきあえず」なんです。
歴史・由来
- ご創建は、第十代崇神天皇の御代と伝えらえています。
ご利益

- 鵜戸神宮のご利益は、安産祈願です。
御際神の母である「トヨタマヒメ」の母の愛を感じる乳岩が有名です。乳岩からは水が湧き出ており、その湧き水で作った乳雨は母乳で困っているお母さんに喜ばれています。
お乳岩の由来
トヨタマヒメがお産中の姿を山幸彦に見られたことにより、トヨタマヒメは海に帰ってしまいます。その際に、生まれ子の為に自分のお乳を残して帰ったといわれています。
鵜戸神宮を巡ろう

それでは鵜戸神宮へ向かいましょう。鵜戸神宮近くには電車の駅はありませんので、車かバスで行くことになります。バスは1時間に1本(宮崎駅~鵜戸神宮)走っています。おすすめは自由度の高い車(レンタカー)です。あと、鵜戸神宮は坂道や足場の悪い道が多いので女性の方はスニーカーがおすすめです。

車で宮崎市内から走っていくと日南海岸が見えてきます。車は日南海岸沿いをはしり鵜戸神宮を目指します。鵜戸神宮は、AM11時頃から人が多くなりだしますので、神社の中を静かに参拝されたい方や、素敵な写真を撮りたい方は、朝の早い時間帯がおすすめです。

鵜戸神宮には、2か所の駐車場が用意されています。

手前にある駐車場は駐車しやすいですが長い参道を歩くことになります。奥の駐車場は、神社の近くまで行くことができますが途中の道は狭く離合も難しいです。運転が苦手なかたは手前の駐車場がおすすめです。
手前の駐車場に止めて綺麗な景色を見ながらゆっくり参道を歩いてみるのもおすすめです。
手前の駐車場(八丁坂参道を歩いて行きます)
奥の駐車場(神宮境内の前まで行けます)※道が狭いです。
車をとめて歩き神社の中心地までいくと「神門」が見えてきます。

神門をくぐり歩いていくと続いて見えてくるのが「楼門」です。

楼門をくぐり、さらに歩いていくと記念撮影で有名な「千鳥橋」が見えてきます。

千鳥橋をわたり終え、「玉橋」を渡るといよいよ本殿です。

本殿までは下り階段がつづきます。一般的には本殿は上に作られてありますが、ここ鵜戸神宮は、鳥居よりも下に本殿があります。この形式を「下り宮」とも呼ばれており、鵜戸神宮は日本三大下り宮に選ばれています。

日本三大下り宮
階段を下りるといよいよ本殿です。
本殿に参拝をされる前に手水舎で体も心を清めて参拝しましょう。

手水の作法
- 右手で柄杓を取ります。
- 水盤の水を汲み上げ、左手にかけて洗います。
- 柄杓を左手に持ち替え、水を汲み上げ右手を洗います。
- 再び柄杓を右手に持ちかえて、左手のひらに水を受けて溜めます。
- 口をすすぎます。柄杓に直接口をつけないようにしましょう。静かにすすぎ終わって、水をもう一度左手に流します。
心身ともに清めたら本殿にむかい参拝をしましょう。

拝礼の作法

- まず、神前に進み姿勢をただします。
- 背中を平らにし、腰を90度に折り、拝をします。この時の拝は2回行います。
- 胸の高さで両手を合わせ、右指先を少し下にずらします。
- 肩幅程度に両手を開き、2回打ちます。
- 指先を揃えます。最後にもう1回拝をします。
参拝のあとは、洞窟の中にある撫でウサギ・お乳岩・おちち飴などを見に行きましょう。
撫でウサギ

お乳岩

おちち飴

お次は鵜戸神宮にいったら絶対にやりたい運だめしの玉入れです。
運玉は100円で購入することができます。5つの玉をもらえるので男性は左手で、女性は右手で運玉を亀石めがけて投げます。そこで、穴にはいれ運や・願い事が叶うといわれますよ。


運だめしが終わったら、
鵜戸神宮の唯一無二といえる絶景とご朱印を頂きに行きましょう^^
御朱印
ご朱印をいただく際は、
書いていただくページを開けて渡していきます。

御朱印帳
鵜戸神宮の御朱印帳には、神使であるうさぎが描かれています。

主なイベント
大祓(おおはらえ)式
開始日:6月30日(16:00より)
私達は、日常生活において知らず知らずのうちに罪を犯し、けがれに染まります。そんな私達の心身を大祓によって罪けがれを祓い去り、身も心も清めて明るく正しい人間生活をつづけようというのが、遠い祖先から受け継いで来た大祓の意義なのであります。
鵜戸神宮公式サイト
そのほかの祭事情報は公式サイトよりどうぞ。
名物お菓子
宮崎県ではたくさんの素敵なお土産がありますが、
ここでは特に有名なお菓子をご紹介させて頂きます。
鵜戸神宮で有名お菓子【おちち飴】

乳雨をお湯で溶かしのむとおちちがでやすくなるといわれています。トヨタマヒメの母の愛を感じられる素敵な飴です。鵜戸神宮にしか売られていません。
宮崎お土産 No1チーズ饅頭わらべ
宮崎のお土産のなかで圧倒的な人気をほこっているのがわらべさんのチーズ饅頭です。予約しておかないと買えないです。

- 住所:宮崎県宮崎市大王町38−1
- TEL:0985-23-2043
口コミ情報
鵜戸神宮付近のお立ち寄り処
鵜戸神宮近くの周辺スポットをご紹介します。
お食事処と観光地で分けて集めてみましたので参拝後の予定に参考にどうぞ。
おすすめお食事情報
鵜戸神宮近くではなくなってしまいました。ごめんなさい。ここでは宮崎県の人気のお店をご紹介します。比較的生きやすい所を見つけてみました。
鵜戸神宮から約40㎞にある(チキン南蛮おぐら)
宮崎といえばチキン南蛮!チキン南蛮といえばおぐら並んでも食べたい味

- 住所:宮崎県宮崎市瀬頭2丁目2−23
- TEL:0985-23-5301
口コミ情報
鵜戸神宮から約20㎞にある(鈴之家旅館)
ここの定食は安くてうまい!特に刺身が新鮮でたまらないですよ。

- 住所:宮崎県日南市南郷町中村4898
- TEL:0987-64-0015
口コミ情報
鵜戸神宮から約6㎞にある(伊勢海老料理 大海)
伊勢エビ料理が自慢のお店です。定食もあってお昼は人気のお店です。

- 住所:宮崎県日南市大字宮浦568−1
- TEL:0987-29-1308
口コミ情報
おすすめ観光地情報
神秘的な神社とシュークリームの美味しいカフェ、モアイ像で有名な公園をご紹介します。
鵜戸神宮から約100mにある(波切神社)
洞窟の中にあるとても神秘的な神社です。

- 住所:鵜戸神宮の奥にあります。
鵜戸神宮敷地内にあるカフェ(RAINFOREST)
シュークリームがとっても美味しいカフェです。

鵜戸神宮から約6㎞にある(サンメッセ日南)
夕日とモアイ像が有名な公園です。

- 住所:宮崎県日南市大字宮浦2650
- TEL:0987-29-1900
鵜戸神宮へのアクセス

- 住所:宮崎県日南市大字宮浦3232番地
- TEL:0987-29-1001
鵜戸神宮をご訪問の際は公式サイトをご覧ください。
公式サイトはこちらからどうぞ
宮崎でのご宿泊
鵜戸神宮の近くには、ホテル・温泉はありません。
ご宿泊は宮崎市内もしくは日南市がおすすめです。
宮崎市 リゾートホテルに泊まるなら宮崎市がおすすめです。

日南市 鵜戸神宮へ朝早に行かれる場合は日南市がおすすめです。

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鵜戸神宮へ行こう

安全祈願や下り宮でも有名な鵜戸神宮にぜひ行ってみませんか^^
日向三代のをお祀りする神社の1つでもあり、唯一無二の絶景を楽しめる神社でもあります。あわせて、霧島神宮・鹿児島神宮もおススメしたいのですが、距離が離れているため気軽に行くことはできませんが、日向三代の神宮を巡るたびもとても面白そうですね。
神宮を訪問する際に、古事記の知識があるとさらにさらに楽しめます。
私はこちらの本で学ばせてもらいました。
こちらの本は、漫画でとても分かりやすくとても面白いのでおすすめです。ここでの古事記のお話もこの本より引用させてもらっています。
それでは、鵜戸神宮のお話はここまでです。
またのご訪問お待ちしております。
【Blog成せばなる】のMasaakiです。