【実体験】南部鉄器、鉄瓶の使い方を教えます。
こんにちはMasaakiです。
本日も、ご来店いただきありがとうございます。
お取り扱い商品
- 南部鉄器 鉄瓶

あらためまして、ご来店ありがとうございます。【Blog成せばなる】店長のMasaakiです。よろしくお願いいたます。
本日は、ご使用方法でのお問い合とお伺いしておりますがお間違いなかったでしょうか?
はい、承知しました。
わたくしも愛用しております鉄瓶をより、詳しくご紹介させていただきます。
鉄瓶の使い方

それでは、
鉄瓶の使い方をご紹介をさせていただきます。
まず初めにしっておいてもらいたいのが、鉄瓶は「やかん」です。
お湯を沸かすための道具なので気軽に使ってください。大事に扱うよりも、毎日使ってあげることで、もちも良くなりますし鉄瓶にも味がでてきます。
では、詳しくみていきましょう。
目次
- その①:初めて使うとき
- その②:普段に使うとき
- その③:収納するとき
- その④:錆が気になるとき
その①:初めて使うとき
まずは、初めて使うときからご説明いたします。
鉄瓶がご自宅に届きましたら、まずは鉄瓶内部を洗浄します。
洗浄の手順は下記のとおりです。
- :鉄瓶に水を入れて沸騰さる(入れる量は9割・蓋はずらしてしめる)
- :沸騰した状態で約20分火にかける
- :20分経ったらお湯を捨てる
- :①②③をあと2回繰り返す。
終わったら、ご使用できますのでまずは白湯をご堪能下さい。
どうぞ

その②:普段に使うとき
次は、日常的な使い方をご説明します。
はじめにお伝えしたとおり鉄瓶は「やかん」です。お湯を沸かすための道具となります。ただ、少し気を付けていただきたい点が3点ほどあります。
☑満水にはしない。

水の量は9割でとめてください。
満水までいれてしまうと、沸騰した時にお湯が飛び散ってしまいます。
鉄瓶の特性で、加熱することで鉄瓶全体が高温となります。内部では対流がおこりので十分にご注意ください。
合わせて、お伝えしたいこと
重さになります。わたしがいま使っている鉄瓶の重さは1.8㎏です。それに水を1ℓ入れたら、お湯を注ぐときの鉄瓶の重さは2.8㎏にもなります。
ご購入の際は、鉄瓶の重さと、水の重さも考慮してお買い求めください。
※水1ℓ=1㎏になります。
☑加熱の際は、フタをずらす。

フタをずらして加熱してください。
フタをしっかりしめて加熱してしまうと、沸騰したとき注ぎ口からお湯が飛び散ってしまいます。
☑強火にしない。

鉄瓶は、強火で使用しないでください。
IH(200V)の場合は中火でガスの強火と言われていますので中火よりも弱めの設定にしてご使用ください。
強い火力で加熱してしまうと、鉄瓶全体が高温となってしまい、柄の部分を持つ際に火傷をする原因となってしまいます。合わせて、鉄瓶の内部もかなりの高温となりますので、蓋を開け際は注意をしてください。内部から上がってくる熱気はものすごく熱く、これで火傷をすることもあります。
ご使用の際は、中火でじっくり沸かしてあげてください。
☑注ぐ際は、フタをしっかりしめる
お湯を注ぐ際は、しっかりフタをしめて注いでください。
加熱の状態のまま(フタがずれたままの状態)で、注いでしまいますと、鉄瓶内部から上がってく熱気で火傷をする場合があります。
その③:収納するとき
では、保管をする際の収納方法をご説明します。
保管場所は、湿気の少ないところで保管してください。鉄瓶は湿気が多いところだとサビてしまう場合があります。そのため使わない場合は、湿気がすくなく風通しの良いところで収納してください。
収納後、使われる場合は洗浄(その①:初めて使うときと同じ洗浄)をおこなってご使用ください。
その④:サビがひどくなってきたとき
最後に、鉄瓶内部の錆についてご説明します。
サビ(金気)と言ったら下の写真の様になった心配になりますよね。

でも大丈夫こちらはサビではありますが「湯あか」とよばれるものです。「湯あか」があることでお湯がどんどんまろやかになるそうです。ただ、使っているうちに、沸かしたお湯が少し濁るようであればメンテナンスをしていきましょう。
メンテナンス方法
錆びには害はなく、お湯をわかして濁らなければそのままお使いいただけます。濁る場合は煎茶を入れて30分程度煮立たせることを3~4回繰り返せば、さびの進行が抑えられます。タワシなどで内部をこすると酸化皮膜がとれてさびが酷くなりますので、絶対に触らないでください。しまうときは湿気の少ない場所に保管してください。
出典:岩鋳 https://iwachu.co.jp/faq/
動画(ベテラン)
まとめ
それでは、いままでご説明した内容を簡単にまとめていきます。
- 初めて使用する際は、洗浄をおこなって使用しましょう。
- 普段使いは、水の量・火加減に気を付けて使用しましょう。
- フタは、加熱の時はずらしてしめて、注ぐときはしっかりしめましょう。
- 収納するときは、湿気がなく風とおしが良い場所に保管しましょう。
- 沸かしたお湯が濁る場合は、煎茶を使ってメンテナンスをしましょう。
以上が、鉄瓶を使用するうえで注意しておく点になります。
白湯をどうぞ

鉄瓶の使い方をご紹介してきましがいかがだったでしょうか?
細かい点はいくつかありましたが、ご使用されるうちにすぐ慣れるものばかりかと思いますのでご安心ください。
鉄瓶で沸かした白湯は、まろやかでとても美味しですよ。その他にも楽しみ方は色々あります。おすすめは緑茶とコーヒーです。
- 緑茶は、茶葉の甘味がより感じられ、とても口当たりのよいお茶がはいります。
- コーヒーは、豆の味がより際立ち、酸味・苦味・豆のフルーティーな味わいを楽しむことが出来ます。
ぜひ、これを機に鉄瓶を手に取られてみませんか?
興味をもたれまたしたら、こちら記事「【IH】南部鉄器の鉄瓶を購入するときの注意点」で購入時の注意点もまとめておりますので、合わせてご覧ください。
それでは、またのご来店をお待ちしております。
【blog成せばなる】店長のMasaakiでした。