【独学】宅建士合格の勉強時間と勉強方法について徹底解説します。
独学で宅建合格を狙っている方、こんにちは^^
Masaakiです。
僕も、みなさんと同じく独学で宅地建物取引主任士の資格を取りました。
独学で勉強をするときは、勉強方法や勉強時間について悩まれる方も多いと思うので、下記のお悩みを解決しつつ、効率的な勉強法と資格取得者が考えるカリキュラムをご紹介します。
この記事はこのような方におススメです。
- 独学で宅建士の資格受験を検討している方
- 勉強法と勉強時間について知りたい方
独学で宅建士合格するための勉強時間と勉強方法の解説します。

それでは、目次を見つつ進めていきましょう。
目次
- 宅建士の合格率はどれぐらい?
- 勉強時間はどれくらいなのか?
- 勉強をはじめるタイミングは?
- 何の科目を優先するべきか?
- 宅建取得者が考えるカリキュラム
- 実感した宅建取得のメリット
宅建士の合格率はどれぐらい?
宅建の合格率は平均的に約15%です。
だいたい6人に1人受かるぐらいで思っていたらいいと思います。
宅建は、人気の国家資格でありまして、毎年20万人以上受験しています。
特に、不動産業界の方が多く受験されているため全くの素人の方の場合は、しっかり勉強しておかないと15%の枠に入れません。
宅建業に従事者は優遇されている。
「5点免除制度」です。
宅建業に従事する人は、国土交通大臣の登録を受けた機関が実施する「登録講習」を修了することで宅建の試験問題が5問免除されるんです。
しかも、その5問は、正解したとみなされるんです。業界の人に有利な制度なので、業界で働いているひとは、間違なく使うのをおススメします。手当で回収できるからw
- 通常の合格率 約15%
- 5点免除を利用した合格率 約20%
他の業界の方は、この5%分のハンデを背負ってます。これを埋めるには勉強あるのみです。
勉強時間はどれぐらい?
宅建合格に必要な時間は、概ね300時間と言われています。
- 1日3時間勉強して100日 約3か月
- 1日2時間勉強して150日 約5か月
試験の解答は、マーク式なのでこれくらいの勉強量でも行けたりします。
すでに何回か受験されている方であれば、もっと短くても大丈夫だと思いますが、初めてで、業界関係者ではない方は、やはり最低でも300時間はかけることをおすすめします。
勉強をはじめるタイミングは?
宅建の受験日は、毎年10月の第三日曜日と決まっているのでここから逆算すると…。
- 1日3時間勉強する場合は、遅くても7月から始める
- 1日2時間勉強する場合は、遅くても5月から始める
このぐらいの感覚になります。
ちなみに10月の3週間は、大事な追い込み期間なので計算には含めていませんので、あしからずw
ぶっちゃけ、10月の3週間の追い込み勉強が一番大事だと思う。そこで、自信をしっかり付けることで、緊張する試験も平常心で挑むことができますよ。
試験勉強は遅くても、7月から勉強を開始していきましょう。もし、遅れた場合は要点だけまとめた学習法「【独学】宅建合格 8月からでも間に合う勉強法教えます。」を紹介しています。ただきついです。ご了承くださいm(__)m
何の科目を優先するべきか?
宅建問題は、4つの科目から出題されます。
この中から50問出題されます。
- 宅建業法
- 民法(権利関係)
- 法令上の制限
- 税・その他
特に出題が多い宅建業法と民法はしっかり優先して勉強していきます。
宅建業法から20問、民法は14問近く出題されています。問題の配分から見ても、優先させるべきは、宅建業法と民法ですね。
合格を狙うならここは満点をとりましょう。><スパルタ笑。
というのも、法令上の制限と税・その他は正直なじみがなさ過ぎて分かりづらい。業法・民法はそれに比べて分かりやすい。あと試験の合格ラインは、37点以上だと考えると、業法と民法を抑えるとそれだけで、34点になるので、からなり合格が見えてきますよね
安全マージン考えて、40点を取っておけば問題なし笑。
もし、時間がない場合は、「税・その他は運に任せて」業法・民法に全力集中して、時間があったら、法令に行きましょう。マークシートだから運が味方してくることもありますからねw
宅建取得者が考えるカリキュラム

ここからは、後半戦です^^
勉強法で迷っている方のお役に立てたらうれしいです。
過去問を解くことをベースに勉強を組んでいます。これが一番効果的でした。5月スタート・7月スタートそれぞれで組んでみましたのでお試しあれ~。
5月スタートの場合
月 | 勉強内容 |
5月 | 教科書読破(1回目) |
6月 | 教科書読破(2回目) |
7月 | 過去問(10年間/1回目)・間違い見直し |
8月 | 過去問(10年間/2回目)・間違い見直し |
9月 | 模擬試験(1回目)・間違い見直し |
10月 | 模擬(2回目)・過去問(10年間/3回目)間違い見直し |
7月スタートの場合
月 | 勉強内容 |
7月 | 教科書読破(2回) |
8月 | 過去問(10年間/1回目)・間違い見直し |
9月 | 模擬試験(1回目)・過去問(10年間2回目)間違い見直し |
10月 | 模擬(2回目)・過去問(10年間/3回目)間違い見直し |
勉強内容
次のように進めて行きましょう。
教科書
まず流し読みでも構わないので全部読破しましょう。読破することで、自然と気持ちが落ち着き焦りがなくなります。
過去問
過去問はかなり重要です。むしろ一番重要といってもいいです。
勉強方法は、①過去問を解く②間違った箇所の勉強③練習問題解く④間違った過去問のみ解き直しを1セットとしてやりましょう。※③は教科書に項目別練習問題がある場合のみで大丈夫です。
これを繰り返すことで、自分が間違えるポイントや、理解しているポイントがつかめていきます。それと、試験の問題に慣れることで言い回しなどを事前につかんでおくこともできるはずです。
模試
模試では、自分の実力を測ります。そして自信をつけます。
行うタイミングは、9月の上旬に行ってください。テストをした後は、必ず過去問と同じ流れで見直し・解き直しをしてくださいね。
あと、ここでは絶対に自信を落としてはだめですw客観的に自分の実力を測ることが重要だからです。もし思った点数でなくても、過去問の見直し・解き直しを反復継続していると必ず点数はあがります。
特に大事にして欲しいところ
過去問の②間違った箇所の勉強です ④間違った過去問のみ解き直しです。
お願いしたいのは、答えの見返しで分かった気にならないように気を付けてほしいです。
必ず教科書を読み返して、なんで間違ったのかをしっかり調べてください。そのあとは、それをノートにしっかり書いて覚えていきましょう。
さらに良いのは、「見る・読む・聞く・書く」です。
ノートに書くときに、口に出してなぜ間違ったのかを自分で解説しながら書くことで、さらに脳に定着しやすくなります。時間がないときはぜひ、やってください。高速で覚えれますよ。
覚えたあとは、必ず間違った問題を再度解いて、正解を自分の思考で導きだしてください。インプット・アウトプット反復継続させることでどんどん覚えていくのがこの勉強法の良い所です。
あと、自信がなかった回答に印をつけて、答え合わせの時に見直しすることも、合わせて有効ですのでよかったらどうぞ~
実感した宅建取得のメリット
資格取得のメリットは、やはり手当ではないでしょうか、宅建手当は高い所だと2万円もついたりします笑。
転職時にも有効です。必要資格として上げている企業も多いので、持っているだけで求人の幅が広がります。
実際の現場としては、お客様からの信頼は得やすくなります。名刺に「宅地建物主任士」と書かれていると一目置いて頂けることもありまし、専門家というイメージで見て頂けますよ。
まとめ

これから受けられる試験は国家資格です。資格取得のメリットも十分にあります~ので頑張る価値はありです。
試験に合格すれば、試験費用なんて手当ですぐに回収できると思います。給料にも影響を与える資格なのでぜひ頑張ってみてください。独立も可能ですよ~。
最後に
宅建の試験は年に1回しかありません。
仮にあきらめてしまったら、次の受験まで1年待たなければなりません。その間に、今まで勉強したことを忘れてしまい、さらにモチベもなくなってしまいます。ぜひ、この機会にしっかり勉強して合格を勝ち取りましょう。
では、最後にまとめますね。
- 宅建士合格の勉強時間は300時間
- 遅くても3か月前からは取り掛かろう
- 優先させる科目は、宅建業法と民法
- 5問免除を受けられる場合は受けよう 合格率が5%も上がる
- おススメの勉強法は過去問重視
- 過去問を解き、模試で自信をつける
- 間違った問題は、教科書で見直し
- 再度間違い問題を解きしっかり理解する
教科書・過去問題集はユーキャンを使っていましたので貼っておきます。
よかったらどうぞ~^^
教科書
過去問集
模試